专利摘要:
データを第1のpublication/subscribe(pubsub)ネットワーク上に発行して第2のpublication/subscribeネットワーク内のホストで入手可能にする方法であって、前記第1及び第2のネットワークはインターネットを介して相互接続されている、方法が提供される。前記方法は、インターネット内に配置されるランデブーシステムに前記データの発行IDを登録するステップと、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記第2のネットワークから前記ランデブーシステムへ転送するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記第1のネットワーク内での前記データの場所を特定するステップを備える。そして、前記Subscribe要求は前記第1のネットワークへ転送可能であり、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへインターネットを介して前記データが配信される。
公开号:JP2011507113A
申请号:JP2010538361
申请日:2007-12-19
公开日:2011-03-03
发明作者:ミッコ セルエレ,;ペッカ ニカンデル,;ペトリ ヨケラ,;ティーム リンタ−アホ,
申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル);
IPC主号:G06F13-00
专利说明:

[0001] 本発明は、publish/subscribeネットワークに関し、特に、複数の別個のpublish/subscribeネットワークを相互接続する方法及び装置に関する。]
背景技術

[0002] インターネットは主として、ホスト間のポイント・ツー・ポイント接続を確立する手段として創造された。インターネットは、ftpやtelnetのようなホスト・ツー・ホスト・アプリケーションを活用する。インターネットの歴史的な起源の結果として、インターネットは、主要な名付けられたエンティティとしてホスト及びエンドポイントに焦点を当てている。即ち、ホストはURLによって特定され、エンドポイントはIPアドレスによって特定される(多くの場合、ホストはエンドポイントでもあるが)。このように焦点を当てることは、多数のよく知られている問題を生み出す。例えば、現在の相互接続のパラダイムは、自己中心的なユーザがいたり悪意あるユーザがいたりする場合にはあまり適していないオープンネットワークを提供する。攻撃者がIPアドレスに対してトラヒックを氾濫させてそのIPアドレスを「所有する」当事者によるインターネットへのアクセスが場合によっては拒否される結果をもたらすことを防止するアーキテクチャは、インターネットには元々備わっていない。更なる問題は、インターネットは、データ認証のためのメカニズムを元々提供しないということである。例えば、http GET及び公開されたURLを使用してウェブページを取得するユーザは、取得されたデータが真正であるか否かを知る術を持たない。]
[0003] インターネットは今では、主としてデータ取得及びサービスアクセスのために使用されるシステムへと進化した。実際、インターネットを介してアクセスされるデータの多くは静的(スタティック)である。即ち、少なくとも短期間では変化しない。動的(ダイナミック)なウェブページですら、少量のクライアント固有(即ち、可変)HTMLコードと共に張り合わされた多数の静的なコンポーネントから構成される傾向にある。一般化すると、音声呼のようなリアルタイムの双方向(インタラクティブ)トラヒックという例外の可能性もあるが、現在のネットワークトラヒックの大部分は、データ指向である。インターネットを使用する(ユーザ)アプリケーションは、接続を生成することには関心を持っておらず、むしろ、明確なデータピースを伝送することに関心を持っている。マルチキャスティングネットワーク及びピア・ツー・ピア・ネットワークにようなメカニズムは一部の固有の問題を扱うが、インターネットに存在する基本的な欠陥を扱ってはいない。]
[0004] 「publish/subscribe」又は「pubsub」として知られているネットワークパラダイムが開発中であり、多くのこれらの基本的な欠陥を扱う。このパラダイムは、データに対して暗号的に結び付けられている発行ID(publication identifier)を使用してpubsubネットワーク内でデータを特定することに基づいている。発行IDは例えば、データの発行者(publisher)が所有する秘密鍵のハッシュであってもよい。そして発行者は、関連付けられた秘密鍵を使用することにより、データに対して、データに乗せられる署名を添付し、ネットワーク上にデータを発行する。データは多数の異なる場所で保持されてもよい。データを取得するために、ユーザは、発行者ID及び自分の場所を含んだSubscribeメッセージをローカルルータへ送信する。ルータは、何らかのランデブーシステムを使用してデータのコピー(一般的には、最も近いコピー)の場所を特定し、Subscribeメッセージをその場所へとルーティングする。自律システム(例えば、単一のオペレータが所有するネットワーク)内で、ランデブーシステムは、発行者IDとデータの場所との間のマッピングを維持管理する単一のランデブーサーバを備えることができる。署名付きのデータのコピー(複製)と公開鍵とが、何らかの最適化された経路を通って、要求側ユーザへと配信される。ユーザは必ずしも、どの場所からデータが取得されたかを知っていたり気にしたりする必要がない。更に、pubsubネットワークは、URLをIPアドレスに変換(resolve)するために実行される別個のDNSルックアップを必要としない。むしろ、Subscribeメッセージが、供給源特定(ソースロケータ)及びデータ要求の両方として機能する。]
[0005] pubsubネットワーク内では、ルータは、Subscribeメッセージが宛先から受信された場合にデータを配信するだけである。サービス拒否という結果をもたらすフラッディング攻撃は、これにより、効果的に防止される。]
[0006] あり得ることであるが、短中期的には、pubsubネットワークは、スタンドアロンネットワーク(即ち、インターネットに接続するためにゲートウェイを使用する「アイランド」)として確立されよう。予想可能なことであるが、1つのpubsubアイランドに接続しているユーザは、インターネット(又は、場合によっては他のIPネットワーク)を介して他のpubsubアイランドからデータを取得することを望むかもしれない。この場合、ユーザは、データに対する発行IDを含んだSubscribeメッセージをローカルルータへと送信することになるかもしれない。ルータが適切に設定されているとすれば、ルータは、その発行IDがローカルIDではないということを認識可能であり、インターネットゲートウェイへとそれを転送するであろう。しかしながら、現在のDNSシステムは、発行者IDとリモートノード(この場合、要求されたデータが保持されている場所)のIPアドレスとの間の逆マッピングを実行するいかなる手段も提供しない。]
発明が解決しようとする課題

[0007] 本発明の目的は、上述した問題に対処することである。これは、IPネットワーク(例えば、インターネット)内を拠点とするランデブーシステムを使用して複数のpubsubネットワークのローカル・ランデブーシステムを一緒に接続することにより、達成される。]
課題を解決するための手段

[0008] 本発明の第1の態様によれば、通信ネットワーク内で使用するための装置であって、前記通信ネットワークはローカル・ランデブーシステムを備え、前記ローカル・ランデブーシステムにおいてデータが発行IDを使用して発行され、前記ローカル・ランデブーシステムは発行されたデータを取得するためにローカルホストによって使用される、装置が提供される。前記装置はIPネットワークに接続されて使用されるように構成され、前記装置は更に、前記発行IDに関連するSubscribe要求をローカルホストから受信し、前記IPネットワークに備えられるランデブーシステムのディセミネーションハンドラに対して前記発行IDに関連する更なるSubscribe要求を送信し、前記発行IDを伴って発行されたデータを前記IPネットワークを介して受信し、前記受信したデータを前記ローカルホストへルーティングするように構成される。]
[0009] 本発明の好適な実施形態では、前記装置は前記更なるSubscribe要求の送信に続いてピアノードとのTCPセッションを確立するように構成され、前記データは前記セッションの中で受信される。前記ピアノードはピアゲートウェイノード又はIPネットワークホストであってよい。いずれの場合でも、前記装置は前記Subscribe要求をTCPSYNメッセージとして扱う。]
[0010] 本発明は、pubsubネットワークがIPマルチキャストを購読できるようにするために採用可能である。この場合、前記装置は、前記Subscribe要求に対する応答を前記IPネットワークに備えられる前記ランデブーシステムから受信するように構成され、前記応答はIPマルチキャストグループアドレスを含み、前記装置は、前記グループアドレスに対してマルチキャストJoin要求を送信するように構成される。]
[0011] 本発明の第2の態様によれば、通信ネットワーク内で使用するための装置であって、前記通信ネットワークはローカル・ランデブーシステムを有するローカルネットワークを備え、前記ローカル・ランデブーシステムにおいてデータが発行IDを使用して発行され、前記ローカル・ランデブーシステムは発行されたデータを取得するためにローカルホストによって使用される、装置が提供される。前記装置はIPネットワークに接続されて使用されるように構成され、前記装置は更に、発行IDに関連するPublish要求を前記ローカルネットワーク内のローカルホストから受信し、前記IPネットワークに備えられるランデブーシステムのディセミネーションハンドラに対して前記発行IDに関連する更なるPublish要求を送信し、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記ランデブーシステムから受信し、前記発行IDを伴って発行されたデータを前記IPネットワークを介して購読者ホストへ配信するように構成される。]
[0012] 本発明の第3の態様によれば、データを第1のpublication/subscribeネットワーク上に発行して第2のpublication/subscribeネットワーク内のホストで入手可能にする方法であって、前記第1及び第2のネットワークはIPネットワークを介して相互接続されている、方法が提供される。前記方法は、前記IPネットワーク内に配置されるランデブーシステムに前記データの発行IDを登録するステップと、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記第2のネットワークから前記ランデブーシステムへ転送するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記第1のネットワーク内での前記データの場所を特定するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記Subscribe要求を前記第1のネットワークへ転送するステップと、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへ前記IPネットワークを介して前記データを配信するステップと、を備える。]
[0013] 本発明の第4の態様によれば、データを第1のpublication/subscribeネットワーク上に発行して第2のpublication/subscribeネットワーク内のホストで入手可能にする方法であって、前記第1及び第2のネットワークはIPネットワークを介して相互接続されている、方法が提供される。前記方法は、前記IPネットワーク内に配置されるランデブーシステムに前記データの発行ID及び対応するマルチキャストグループアドレスを登録するステップと、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記第2のネットワークから前記ランデブーシステムへ転送するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記マルチキャストグループアドレスを特定するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記特定されたマルチキャストグループアドレスを前記第2のネットワークへ返すステップと、前記第2のネットワークから前記グループアドレスへマルチキャストJoin要求を送信するステップと、を備える。]
図面の簡単な説明

[0014] DONAアーキテクチャを概略的に示す図である。
pubsubネットワークのペアを相互接続するDONAアーキテクチャの使用法を概略的に示す図である。
pubsubネットワークからDONAシステム上へのデータの発行、及びこれに続くそのデータの購読(subscription)に関連するシグナリングフローを示す図である。
インターネットホストからDONAシステム上へのデータの発行、及びこれに続くそのデータの購読に関連するシグナリングフローを示す図である。
pubsubネットワークのゲートウェイノード、及び本発明の実装を概略的に示す図である。
図2のシステムにおいてデータを発行するプロセスを示すフロー図である。
図2のシステムにおいて発行されたデータを購読するプロセスを示すフロー図である。
マルチキャスト経由でのpubsubネットワークからDONAシステム上へのデータの発行、及びこれに続くそのマルチキャストデータの購読に関連するシグナリングフローを示す図である。] 図2
実施例

[0015] 上述のように、pubsubネットワークは、ネットワーク上に発行されたデータを特定しその位置を特定するために、発行IDを使用する。ネットワーク内のランデブーシステムは、購読者(subscriber)から発行されたデータへとSubscribeメッセージをルーティングする。孤立した各pubsubネットワークをインターネット経由の効率的なやり方で一緒にリンクさせることを可能にするために、更なるランデブーシステムをインターネット内に提供すべきである。]
[0016] ここで提案されることは、既存のインターネット上にオーバーレイされ(重ねられ)、「フラットネーム」IDを使用してデータを特定するランデブーシステムを使用することである。フラットネームIDは、階層構造(例えば、"username.company.com")を持たないIDである。フラットネームはネットワークトポロジとの厳密な結合を持たず、それゆえ、攻撃者がトポロジの詳細を推定する(或いは、トポロジにおいて選択された点へ望まれていないトラヒックを送信する)ためにフラットネームを使用することができないので、フラットネームは望ましい。トポロジと名付け(ネーミング)との間のこの分離はまた、マルチホーミング及びモビリティを簡単にする。フラットネームはまた、複数の場所にデータをキャッシュして最適な(即ち、最も近い)場所からそのデータを取得することも可能にする。更に、ここで提案されることは、場所の特定及びデータの取得開始を基本的に単一のステップで実装するランデブーシステムを利用することである。]
[0017] 従来のインターネットの多数の欠点に対処するために、データ指向ネットワークアーキテクチャ(DONA)として知られている白紙からの再設計が提案されてきている。"A Data-Oriented (and Beyond) Network Architecture", Koponen, T. et al, I. Proceedings of the Sigcomm 2007, pages 181--192,ACMPress New York, NY, USA.を参照のこと。DONAは、データに対して持続性、入手可能性、及び信頼性を与え、データへの到達可能性に影響を与えずにデータをキャッシュして移動することを可能にすることを目的とする。DONAによって提案される名付けシステムは、自己証明を行いP:Lの形式を持つ名前を提供する。ここで、Pは、本人(発行者)の公開鍵に関する暗号法によるハッシュであり、Lは、本人によって選択された文字列である。]
[0018] 図1に、DONAアーキテクチャを概略的に示す。DONAアーキテクチャは、レゾリューションハンドラ(Resolution Handler)と呼ばれる場合もあるディセミネーションハンドラ(Dissemination Handler)(DH)から構成される。典型的には、1つ(それより多い場合もあるが)のDHが各自律システム(AS)内に配置される。予想されることとして、DHヒエラルキーのレイヤーは、インターネットのサービス提供ビジネスモデルの階層(tier)へとマッピングされる。階層1のDHは、他のネットワークからのトランジットを受け入れないグローバルサービスプロバイダのネットワーク内に配置される。階層2のDHは、他のネットワークのピアになると共に階層1のASからのトランジットを受け入れるサービスプロバイダのネットワーク内に配置される。階層3のDHは、他のネットワークのピアとはならずに階層1又は階層2のASからのトランジットを受け入れるだけのサービスプロバイダのネットワーク内に配置される。DHアーキテクチャをビジネスモデルにマッピングすることにより、より高い階層のネットワークが自分たちより下のネットワークに対して供給者/顧客(supplier/customer)の関係を持ち、下のネットワークのDHがより高い階層のDHのサービスを必要とするということが確実にされる。] 図1
[0019] DHは、2つのプリミティブ(基本型)、FIND(P:L)及びREGISTER(P:L)をサポートする。DHがクライアント(即ち、発行者)からREGISTER(P:L)を受信すると、DHは発行ID及び場所情報(例えば、IPアドレス)を自分のキャッシュに入れ、その要求をより高い階層のDH及びピアのDHへと転送する。こうして、階層1のASのDHは、全ての登録された発行に関する場所情報を持つことになる。購読者であるクライアントがFIND(P:L)要求をローカルDHへ送信すると、そのDHは、自分の登録テーブルの中で発行の最も近い複製の場所を判断して要求をその場所へ転送するか、又は、より高い階層のDHへとその要求を転送する。より高い階層のDHは、このプロセスを繰り返す。]
[0020] DHは、Subscribe要求のルーティングを処理することに加えて、発行されたデータのためのローカルキャッシュとして機能することができる。それゆえ、Subscribe要求を受信するDHは最初に、要求されたデータがキャッシュ内に保持されているか否かを判定するために自分のローカルキャッシュをチェックする。キャッシュされている場合、データはキャッシュから直接提供され、要求を更に転送する必要は無い。]
[0021] 既に論じてきたように、発行者がデータをpubsubネットワークに発行する際に、そのデータに関する入手可能性情報がローカル・ランデブーシステム内に生成される。pubsubネットワーク及びインターネットの両者が共存する期間である移行フェーズに効率的に対処するために、インターネットをルーティング及び転送のメカニズムとして使用することによりpubsubネットワーク・アイランドを相互接続するためのランデブーメカニズムとしてDONAを使用することがここでは提案される。pubsubネットワークのゲートウェイノード(GW)は、pubsub発行IDをDONAシステムで使用される形態(即ち、P:L)に変換することを担う。ゲートウェイノードは、DONA DHとして効果的に動作し、データをDONAシステムに発行してデータの実際の場所として自分のIPアドレスを提供する。この複合アーキテクチャを図2に概略的に示す。] 図2
[0022] (pubsubネットワークの)ユーザのホストA1がデータアイテムを購読したが、そのデータアイテムがローカルpubsubネットワーク2のランデブーシステムからは発見されない場合を考える。要求はそれゆえ、pubsubネットワークのゲートウェイノード3経由で、インターネット5内に配置されるDONAシステム4へとルーティングされる。DONAシステムは次に、発行を特定し、発行されたデータが配置されているpubsubネットワーク7のゲートウェイノード6のIPアドレスを特定する。DONAシステムは、Subscribeメッセージをそのゲートウェイノード6へ転送する。DONAシステムは、メッセージ内に、要求側ユーザ1に関連付けられたゲートウェイノード3のIPアドレスを含める。次いで発行側のゲートウェイノード6は、既存のIPルーティングシステムを使用することにより、要求されたデータをインターネット5経由で購読側のゲートウェイノード3へ配信可能である。]
[0023] インターネット上でのゲートウェイノード間の送信は保護されてもよく、ゲートウェイノードは何らかの適切なメカニズムを使用して相互に認証することができる。例えば、ゲートウェイノードは、相互間でセキュリティアソシエーション(セキュリティ関連付け)を確立するために、Host Identity Protocol(HIP)を使用してもよい。]
[0024] 図3は、図2の複合アーキテクチャ内での典型的なシグナリングフローを示す。以下のステップを特定可能である。] 図2 図3
[0025] 1. ホストBが、発行IDとしてSubIDを持つデータを発行する。データへの経路は、ローカル・ランデブーシステムに格納され、データは他のローカルpubsubホストに対してそのシステムから直接入手可能である。この経路は、イーサネット(登録商標)アドレス又はMACアドレスであってよく、加えて、イーサネット(登録商標)ルーティングである。]
[0026] 2. 次にゲートウェイBは、発行IDであるSubIDをDONAネームP:Lにマッピングする。ここで、Pはゲートウェイの公開鍵の暗号法によるハッシュであり、Lは発行されたデータに対してゲートウェイBによって割り当てられた固有IDである。ゲートウェイBは、あたかも自分自身がDHであるかのようにデータ情報をDONAシステムに発行し、自分のIPアドレスをデータの場所として与える(即ち、P:LからIPアドレスへのマッピングを発行する)。]
[0027] 3.DONAシステムは、発行されたマッピングを格納する。このことは、マッピングを複数のDHの間に拡散させることを伴う。]
[0028] 4. ホストAが、IDとしてSubIDを持つデータを購読する。]
[0029] 5.ゲートウェイAは、このデータはローカルネットワークにおいては入手不可能であると判断し(この判断には、ローカル・ランデブーシステムに対するクエリが必要であろう)、それゆえ、DONAシステムに対してクエリを送信する。]
[0030] 6.発行者からの応答を待つ間に、ゲートウェイAは、自分自身から購読者のホストAへの転送パスを構築するために、ローカルpubsubネットワーク内のルーティング機能にコンタクトする。]
[0031] 7.ローカルルーティング機能は、パスを生成し、パスのルータ内の転送テーブルを設定する。
注: ステップ6及び7は、このプロセスにおいてもっと後で発生してもよい。例えば、データが配信されることを確信したいとゲートウェイAが望む場合、ローカルルーティングパスの確立の前である。]
[0032] 8.DONAシステムは、自分のランデブーシステムにおいてルックアップを実行し(例えば図1を参照)、DONAシステムにおいては発行を入手不可能であるが(即ち、この発行はDHのいずれかにおいて以前にキャッシュされてはいない)、ゲートウェイBから注文可能であると判断する。] 図1
[0033] 9.DONAシステムは、SubscribeをゲートウェイB(「プロキシB」)へ送信し、ゲートウェイAのIPアドレス(「プロキシA」)をパケットヘッダに含めることにより購読者ホストのゲートウェイAを特定する。Subscribe要求は、ゲートウェイBによってTCPSYNと見なされてもよい。]
[0034] 10. データがゲートウェイBにキャッシュされていないとすると、データはローカルpubsubネットワークから購読される必要がある。このステップは、ホストB(又は、他のノード。例えば、ネットワークサーバ)に対してデータを要求し、ホストBとゲートウェイBとの間の転送パスを構築することを伴う。]
[0035] 11.標準のIP転送メカニズムを使用して、データがゲートウェイBとゲートウェイAとの間で転送される。TCPの場合、ゲートウェイBは、ゲートウェイAのIPアドレスに対してTCPSYN+ACKを送信することにより(TCP SYNに対して)応答する。]
[0036] 12.ゲートウェイAで受信されたデータは、ステップ7で設定された転送パスを使用して転送される。]
[0037] 自分のデータを発行するためにDONAを使用するインターネットホスト(例えば、図2のホスト9)からpubsubネットワークのホストがデータを取得できるようにするために、上述したアプローチを適合させることができる。インターネットホスト9が自分のデータを発行する際に、そのデータのためのDONA ID(P:L)が、前述(即ち、上のステップ2及び3)したようにDONAシステムに挿入される。pubsubゲートウェイが発行されたデータを要求すると(上のステップ5から6)、要求は、データの最も近い場所(データがDHにキャッシュされた場合はDHでもよいし、発行者ホストでもよい)へとルーティングされる。この要求パケットは、宛先では、TCPSYNパケットであると見なされる。TCP通信セットアップの残り(サーバSYN−ACK及びクライアントACK)が、データの場所とゲートウェイノードとの間で直接実行される。最後に、TCP接続を介してゲートウェイノードへとデータが転送される。ゲートウェイノードがデータを受信した後に、ゲートウェイノードはデータをpubsubネットワークにおいて使用される発行フォーマットに変換し(例えば、IPヘッダをpubsubヘッダに置き換えることにより)、これをローカルに発行することで、購読者ホストが入手可能なようにする(実際、このことは、pubsubネットワークを介してホストへデータを送信することを意味し得る)。] 図2
[0038] 図4は、データ発行者がインターネットホストである場合に関するシグナリングフローを示す。このフローは、図3に示したものに類似している。但し例外は、発行要求及び購読要求がDONAシステムとインターネットとの間で直接交換されており、ゲートウェイ(即ち、ゲートウェイB)が関与していないことである。] 図3 図4
[0039] 図5は、上述したシステムでの使用のためのゲートウェイノード10を概略的に示す。ノードは、ゲートウェイをpubsubネットワークに接続するための第1のインタフェース11と、ゲートウェイノードをインターネットに接続するための第2のインタフェース12とを備える。プロセッサ13は、pubsubネットワークから受信されたSubscribe要求をDONAシステムへ転送し、ピアのゲートウェイとのTCP接続を確立することを担う。プロセッサはまた、ピアのゲートウェイから到着するSubscribe要求を処理する。] 図5
[0040] 図6のフロー図は、データをDONAシステムに発行する処理を示す。ステップ100で、ゲートウェイBは、Publish(SubID)要求をローカルホストBから受信し、ステップ101で、ゲートウェイBは、その要求をDONAシステムのDHへ送信する。ステップ102で、DONAシステムは、DHヒエラルキーのあちこちへ発行場所を拡散させる。] 図6
[0041] 図7のフロー図は、DONAシステム経由でデータを取得する処理を示す。ステップ200で、ゲートウェイAは、ホストAからSubscribe(SubID)メッセージを受信し、ステップ201で、ゲートウェイAは、そのメッセージをDONAシステムのDHへ転送する。次にゲートウェイAは、ローカル転送パスを構築する。ステップ202で、DONAシステムは、SubIDを使用してデータの場所を特定し、Subscribe要求をゲートウェイBへ転送する。ステップ203で、ゲートウェイBは、発行されたデータをホストBから取得し、インターネットを介してデータをゲートウェイAへ転送する。] 図7
[0042] DONAシステムは、IPマルチキャストによりデータを発行するためにpubsubネットワークによって使用可能である。このシナリオに関連するシグナリングフローを図8に示す。フローは概ね、図3に示すものに沿っている。但し、例外として、ステップ2で、ゲートウェイAは、ソースアドレスS(即ち、データが配置されているIPアドレス)及びマルチキャストの標準に従うグループアドレスGによりデータの場所を発行する。DONAシステムが引き続いてSubIDへ宛てられたSubscribe要求を受信し、マルチキャストアドレス(S,G)へとマッピングすると、DONAシステムは、グループアドレスを用いてゲートウェイAに対して応答する。ステップ10で、ゲートウェイAは、標準のマルチキャストJOIN要求をグループアドレスへ送信する。この要求はゲートウェイAへルーティングされ、マルチキャストパスを構築可能になる。] 図3 図8
[0043] 当業者に理解されるであろうこととして、本発明の範囲から逸脱すること無しに、上述した実施形態に対して多様な修正を行うことが可能である。]
权利要求:

請求項1
通信ネットワーク内で使用するための装置であって、前記通信ネットワークはローカル・ランデブーシステムを備え、前記ローカル・ランデブーシステムにおいてデータが発行IDを使用して発行され、前記ローカル・ランデブーシステムは発行されたデータを取得するためにローカルホストによって使用され、前記装置はIPネットワークに接続されて使用されるように構成され、前記装置は更に、前記発行IDに関連するSubscribe要求をローカルホストから受信し、前記IPネットワークに備えられるランデブーシステムのディセミネーションハンドラに対して前記発行IDに関連する更なるSubscribe要求を送信し、前記発行IDを伴って発行されたデータを前記IPネットワークを介して受信し、前記受信したデータを前記ローカルホストへルーティングするように構成されることを特徴とする装置。
請求項2
前記更なるSubscribe要求の送信に続いてピアノードとのセッションを確立するように構成され、前記データは前記セッションの中で受信されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
請求項3
前記セッションはトランスミッション・コントロール・プロトコル(TCP)セッションであることを特徴とする請求項2に記載の装置。
請求項4
前記ピアノードはピアゲートウェイノード又はIPネットワークホストであることを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
請求項5
前記Subscribe要求をTCPSYNメッセージとして扱うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
請求項6
前記Subscribe要求の受信に続いて自分自身と前記ローカルホストとの間でのローカルルーティングパスの構築を開始するように構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
請求項7
前記装置は、前記Subscribe要求に対する応答を前記IPネットワークに備えられる前記ランデブーシステムから受信するように構成され、前記応答はIPマルチキャストグループアドレスを含み、前記装置は、前記グループアドレスに対してマルチキャストJoin要求を送信するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
請求項8
通信ネットワーク内で使用するための装置であって、前記通信ネットワークはローカル・ランデブーシステムを有するローカルネットワークを備え、前記ローカル・ランデブーシステムにおいてデータが発行IDを使用して発行され、前記ローカル・ランデブーシステムは発行されたデータを取得するためにローカルホストによって使用され、前記装置はIPネットワークに接続されて使用されるように構成され、前記装置は更に、発行IDに関連するPublish要求を前記ローカルネットワーク内のローカルホストから受信し、前記IPネットワークに備えられるランデブーシステムのディセミネーションハンドラに対して前記発行IDに関連する更なるPublish要求を送信し、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記ランデブーシステムから受信し、前記発行IDを伴って発行されたデータを前記IPネットワークを介して購読者ホストへ配信するように構成されることを特徴とする装置。
請求項9
前記Subscribe要求の受信に続いてピアノードとのセッションを確立するように構成され、前記データは前記セッションの中で配信されることを特徴とする請求項8に記載の装置。
請求項10
前記セッションはトランスミッション・コントロール・プロトコル(TCP)セッションであることを特徴とする請求項9に記載の装置。
請求項11
前記ピアノードはピアゲートウェイノード又はIPネットワークホストであることを特徴とする請求項9又は10に記載の装置。
請求項12
前記Subscribe要求の受信に続いて自分自身と前記ローカルホストとの間でのローカルルーティングパスの構築を開始するように構成されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の装置。
請求項13
前記IPネットワークはインターネットであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の装置。
請求項14
前記発行IDはフラットネームIDであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の装置。
請求項15
データを第1のpublication/subscribeネットワーク上に発行して第2のpublication/subscribeネットワーク内のホストで入手可能にする方法であって、前記第1及び第2のネットワークはIPネットワークを介して相互接続されており、前記方法は、前記IPネットワーク内に配置されるランデブーシステムに前記データの発行IDを登録するステップと、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記第2のネットワークから前記ランデブーシステムへ転送するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記第1のネットワーク内での前記データの場所を特定するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記Subscribe要求を前記第1のネットワークへ転送するステップと、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへ前記IPネットワークを介して前記データを配信するステップと、を備えることを特徴とする方法。
請求項16
前記IPネットワークはインターネットであることを特徴とする請求項15に記載の方法。
請求項17
前記第1及び第2のネットワークは各自のゲートウェイノードを介してインターネットに接続され、前記ゲートウェイノードはPublish要求及びSubscribe要求を前記ランデブーシステムへ転送することを担うことを特徴とする請求項16に記載の方法。
請求項18
前記第1のネットワークの前記ゲートウェイノードにおける前記Subscribe要求の受信に続いて前記各自のゲートウェイノード間でTCPセッションを確立するステップを備えることを特徴とする請求項17に記載の方法。
請求項19
前記ランデブーシステムは、発行IDと場所との間のマッピングを格納する複数のディセミネーションハンドラを備えることを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載の方法。
請求項20
前記複数のディセミネーションハンドラは階層構造に構成され、発行IDを含んだSubscribe要求をディセミネーションハンドラが受信したが当該ディセミネーションハンドラは当該発行IDのためのマッピングを保持していない場合、当該ディセミネーションハンドラは当該要求をより高い階層のディセミネーションハンドラへ転送することを特徴とする請求項19に記載の方法。
請求項21
前記発行IDはフラットネームであることを特徴とする請求項15乃至20のいずれか1項に記載の方法。
請求項22
データを第1のpublication/subscribeネットワーク上に発行して第2のpublication/subscribeネットワーク内のホストで入手可能にする方法であって、前記第1及び第2のネットワークはIPネットワークを介して相互接続されており、前記方法は、前記IPネットワーク内に配置されるランデブーシステムに前記データの発行ID及び対応するマルチキャストグループアドレスを登録するステップと、前記発行IDに関連するSubscribe要求を前記第2のネットワークから前記ランデブーシステムへ転送するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記マルチキャストグループアドレスを特定するステップと、前記ランデブーシステムにおいて、前記特定されたマルチキャストグループアドレスを前記第2のネットワークへ返すステップと、前記第2のネットワークから前記グループアドレスへマルチキャストJoin要求を送信するステップと、を備えることを特徴とする方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
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同族专利:
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